オヤ
イスラム教徒であるトルコの女性はスカーフを頭にかぶります。
そのスカーフの縁を飾るものがオヤと呼ばれるレース飾りです。
オヤの種類
オヤには、トゥオヤ、イーネオヤ、メキッキオヤ、ボンジュクオヤという種類があります。
いずれのレースも日本で使用されるレース糸よりも細い糸で編まれます。
スカーフの縁を飾る以外にも、タオルやテーブルかけ等の縁にオヤを編みます。
トゥオヤ
トゥオヤと呼ばれるオヤは、かぎ針で編まれたオヤです。
最も一般的に、目にすることのできるオヤです。
イーネオヤ
イーネオヤは、縫い針を使って編みます。
縫い針で編まれたイーネオヤは、とても繊細です。
細かい作業のため、編み手の数は、少なくなっています。
イーネオヤ
イーネオヤは、そのしっかりとした丈夫な編み方により、美しい立体を形作る事ができます。
その手法により、トルコでは様々な花のモチーフが編まれてきました。花びら一枚一枚の形やガク、雄しべに至る細部まで緻密に表現されています。
メキッキオヤ
メキッキオヤとは、日本において、シャトルレース、タッチングレースと呼ばれているレースです。
小さなシャトルを使用して編みます。
ボンジュクオヤ
ビーズを編みこんでいくオヤです。
縫い針を使って編むものと、かぎ針を使って編むものがあります。
これは、縫い針で編まれたボンジュクオヤです。
ボンジュクオヤ
かぎ針を使って編まれたボンジュクオヤです。
かぎ針と縫い針併用のオヤ
中心部分をかぎ針で編み、周囲の広がりを縫い針で編んでいます。
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